<座談会>

「ひらけNAGOYAポテンシャル」特別企画

企業の成長を支えるスタッフ(市職員)たちをご紹介!

名古屋市経済局
三浦 進也氏、野々部 恵美子氏、田村 翔氏、内藤 諒氏

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ビジネス支援で名古屋をもっと元気に!
企業の成長をサポートする現場の声をお届け。

参加者プロフィール[名古屋市経済局]

  • 「グローバル化支援」の三浦 進也さん

    イノベーション推進部 産業立地交流室 主査(海外産業交流等担当)

    主な担当業務:

    1. 外国・外資系企業の市内進出・定着支援
    2. 市内企業の海外展開支援
  • 「発明クラブ」の野々部 恵美子さん

    イノベーション推進部 次世代産業振興課 産業技術支援係、
    工業研究所 支援総括室 主任研究員

    主な担当業務:

    1. 名古屋少年少女発明クラブ(子ども向けの電子工作やプログラミングなど各種教室を運営)
    2. 医療介護機器の高度化支援(地域企業の医療介護機器開発を支援)
  • 「社会実証」の田村 翔さん

    イノベーション推進部 次世代産業振興課 次世代産業振興係 主事

    主な担当業務:

    1. Hatch Meets(先進技術を有する企業等の社会実証を支援)
    2. クリエイターズショップ・ループ(クリエイターに販売の場を提供し事業展開や創業を支援するショップ)
    3. デザインラボ賃料補助(名古屋の好立地にあるインキュベーション施設の賃料を補助)
  • 「スタートアップ支援」の内藤 諒さん

    イノベーション推進部 スタートアップ支援室 主事

    主な担当業務:

    1. GLOW TECH NAGOYA(グローテックナゴヤ)(グローバル展開を目指すスタートアップ企業の急成長を支援するプログラム)
    2. STASUPPO(スタサポ)(スタートアップ企業のビジネスサポート体制の構築と交流会を開催)

名古屋でビジネスを成長させよう!と挑戦する人たちを
資金面、マインド面から支える部署が名古屋市にはあります。
そこで日々奮闘している担当者を集めて座談会を企画しました。
彼らのアツイ想いに迫ります。
読者にわかりやすいよう、それぞれ担当事業のニックネームをつけて、いざスタート!

経歴もさまざまな4人、まずは入庁してからの道のりを。

  • (写真向かって左より「発明クラブ」の野々部さん、「グローバル化支援」の三浦さん、「社会実証」の田村さん、「スタートアップ支援」の内藤さん)

Q.皆さん共に名古屋市経済局イノベーション推進部所属。課や室は違いますが、同じフロアで勤務されているそうですね。それぞれ自己紹介をお願いします。

「発明クラブ」の野々部さん(以下敬称略):
私は技術職として入庁し、名古屋市工業研究所で24年間、地域の中小企業からの技術相談を受けたり、依頼試験を行ったりしてきました。主に「材料中にどんな元素が含まれているか」を調べる元素分析に携わっていました。工業研究所は、地域の中小企業を技術的な面から支える役割を担う、公設試験研究機関です。私は白衣を着て、ビーカーやメスフラスコが並ぶ実験室で仕事をしていました。工業研究所の中で研究員を支援する部署に異動して2年間勤務した後に、2022年4月より現部署であるイノベーション推進部へ。現在は主に「名古屋少年少女発明クラブ」の事務局運営を担当しています。発明クラブは主に名古屋市内の小・中学生向けに、電子工作やプログラミング等の教室を行うのですが、来年度に向けてどんな教室を実施しようかと企画をしているところです。

「グローバル化支援」の三浦さん(以下敬称略):
私は現部署へ来る前は、上下水道局で10年間働いていました。経理事務で6年、料金を徴収する仕事で4年間。上下水道局は、サービスを安定して安心安全に供給することが基本ですから、堅実に仕事を遂行することが求められていました。仕事に慣れてきて、「ちょっと変わりたいな、働き方を変えてみたいな」というタイミングで、経済局の現ポスト(産業立地交流室)への庁内公募があり、「海外に行く機会もある」という文言に惹かれて手を挙げたんです。念願叶って異動したら、コロナの影響で海外に行けない状況に。基本的に海外とはオンラインで繋いで業務を行っています。つい先日、来日した海外スタートアップの方々に直接、英語でプレゼンをしたりコミュニケーションする機会があったのですが、3年目にしてようやく実現した、というところです(笑)。

「社会実証」の田村さん(以下敬称略):
平成30年4月に入庁して、区役所で生活保護のケースワーカーを4年間担当していました。うち2年間は内藤さんと一緒に仕事をしていたんですよ。仕事を覚えるまで最初は大変だったんですが、3~4年目で慣れてきて、ちょっと違う仕事をしてみたいな、と経済局を希望して異動が叶いました。今の仕事は生活保護のケースワーカーから経済局なので、何もわからないところからのスタートでした。メインの仕事は「先進技術社会実証支援事業」で、先進技術を持っている企業が「商用化できてない」もしくは「技術的な検証を重ねたい」という段階の技術の実証実験をするために、適切な場所を探したり、名古屋市の他の部署と調整したりしています。
また矢場町にあるナディアパークの地下1階に、クリエイターズショップ・ループがありまして、そこの担当もしています。

「スタートアップ支援」の内藤さん(以下敬称略):
平成29年に入庁し、6年目となります。最初の配属先は田村さんと同じ区役所の民生子ども課で、3年間生活保護のケースワーカーをしていました。ちょうど経済局にスタートアップ支援室ができる前年に庁内公募案内があり、面白そうだなと手を挙げてスタートアップ支援室の立ち上げから携わっています。2020年の7月に、この地域が内閣府からスタートアップ・エコシステム「グローバル拠点都市」に選定されたこともあり、産学官の連携によるスタートアップ支援が盛り上がってきた頃でして、この地域のコンソーシアムの事務局を名古屋市がやっていることもあり、さまざまな相談に対応しながら経験を積んできました。現在は、「GLOW TECH NAGOYA」という、グローバル展開をめざすスタートアップ企業を主な対象として、世界で通用するための起業家マインドやビジネス戦略を、シリコンバレーで活躍する起業家や投資家、研究者、法律家といった方々から学ぶプログラムや、スタートアップ企業のさらなる成長を促進するために、事業プランの相談や事業拡大に向けた人脈作りなどを支援する「STASUPPO」という事業を主に担当しています。ステージでいうと、シード期からアーリー期(創業直後〜数年後)のスタートアップ企業を中心に支援しています。

担当事業の特色、具体例で理解を深めて。

Q.それぞれご担当されている事業について、もう少し詳しく教えていただけますか。

野々部:
名古屋少年少女発明クラブでは電子工作などの教室を開催しています。ボランティアの技術者や企業のOBの方、高校教師のOBの方が指導員となり、「子どもにまずやらせて、失敗したらどこで失敗したかをまず考えさせる」という方針で行っています。これは将来技術者になったときにとても大切な視点だと感じています。ものづくりの現場では高い品質の要求に応えるために、不具合の原因を速やかに解析することが重要だと感じました。子どもの頃から決められたものを作るだけではなくて、自分で作り方を考えたり、どこで間違えたのかを考える場を提供することで、子どもたちの科学技術への興味や関心の芽を育てるお手伝いができたらいいな、と思っています。

三浦:
工業研究所はこの地区の中小企業の「技術分野の駆込み寺」みたいな存在ですよね。依頼数は多かったのでしょうか?

野々部:
はい、工業研究所への依頼はどんどん増えている状況です。私たちとしてはなるべく、研究所という名前ではありますが垣根を低くして、地域の中小企業の方が気楽に相談できる雰囲気を心がけながら仕事をしていました。

中部圏は‘ものづくり’で名を馳せてますが、実はこういう下支えがあったからこそ、なんですね。

野々部:
そうですね。 “ものづくり”の一助となれれば幸いです。

では続いて三浦さん。ご担当事業についてご紹介をお願いします。

三浦:
担当事業は2つありまして、1つはこの地域の企業の海外展開、もう1つは海外の企業がこの地域へ進出する際の支援です。

産業立地交流室が運営している「名古屋ビジネス進出サポートサイト」にドイツの企業、ベッコフオートメーション株式会社の名古屋進出の際のインタビュー記事も載っていますね。

はい、私の担当事業は外国企業誘致ですが、本市に進出したドイツの制御機器メーカーであるベッコフオートメーション株式会社と当地域の株式会社デンソーウェーブが連携し、新たなロボットコントローラーを開発するなどビジネスを発展させたことは、外国企業誘致の良いモデルケースとしてイメージしています。また「地域企業の海外展開」については、スタートアップの海外展開支援をした実績もありますし、スタートアップだけではなく中小企業の海外展開や販路開拓の支援もしています。ざっくりいうとそんな感じです。

続いて田村さん。

田村:
主な担当事業は3つで、1つ目はメインの先進技術の社会実証支援事業「Hatch Technology NAGOYA(ハッチテクノロジーナゴヤ)」、2つ目は先ほどご紹介したクリエイターズショップ・ループの運営です。3つ目は、ナディアパーク・デザインセンタービル7階のデザインオフィス「デザインラボ」に入居するデザイン関連企業への賃料補助事業です。
Hatch Technology NAGOYAは先進技術の社会実証を支援することで技術の研究開発や社会実装を促進していく事業で、大きく3つに分かれているのですが、そのひとつが「フィールド活用型支援事業」です。「Hatch Meets(ハッチミーツ)」というネットワークコミュニティーを作りまして、ここに先進技術を持つ企業や自治体、大学、そして社会実証の場(フィールド)提供企業や施設、団体等が110ほど集まっています。そのなかで「実証実験をしたい」「自社の先進技術を活用する場が欲しい」という企業等があれば、事務局でフィールドとなる施設等を見つけて、企業とフィールドをマッチングさせ、実証実験に向けて調整するという流れです。

  • Hatch Meets概要図

具体的なプロジェクト例を挙げると、令和3年度の実証実験で、古河電工株式会社と熱田土木事務所が実証した「道路標識メンテナンスDXプロジェクト」があります。技術提供企業が古河電工株式会社で、フィールドを提供してくれたのが熱田土木事務所です。定期的に点検のため走っている道路パトロールカーの車内にドライブレコーダーをつけて、その映像をAIが解析する、という取り組みです。

  • 名古屋市道路パトロールカー

熱田土木事務所がもともとの業務として、道路標識を目視で点検していまして、時間も手間もかかっているという課題がありました。その解決策として古河電工株式会社の提案のもと、実証実験として一緒に行いました。課題は残りましたが、通常の目視よりは効率よくAIで解析することができました。古河電工株式会社としてもその技術を商用化することができた、という事例になります。こういった実証実験事業における伴走支援が私の担当業務になります。

なるほど、ありがとうございます。次は内藤さん。

内藤:
私の担当する「GLOW TECH NAGOYA」では、スタートアップ・エコシステムが一番発達している都市、アメリカのシリコンバレーでビジネス経験のある方を講師やメンターとしてお招きして講義を行う「Global Mindset Program」を実施しています。スタートアップ企業にはこういう考え方が必要だとか、ビジネスを大きくするためのマインドセットの話のなかで「ペインが大事です」とよく言われるのですが・・・

ペイン?

はい、「痛み」です。人は「あったらいいな」にはお金を払わなくて、「ないと困る」など切実な悩みに対してはじめてお金を払う、というような話です。今年度は、カーネギー国際平和財団シニアフェローの櫛田健児先生という、スタートアップ・エコシステム関係者の間で著名な方に最初に講義をしていただき、そのあと現地で起業された方にビジネス論やどうやって展開していくべきかという話をしていただきました。講義の翌週には、プログラムの参加者が講義の内容等をビジネスにどう活かしたか、というピッチを講師の方に対して行い、フィードバックをいただく、という流れです。参加したスタートアップさんからは好評をいただきました。

そのあとにピッチイベント「GLOW Pitch」を大々的にやっていまして、上位入賞の企業にはビジネスを拡大するための支援として名古屋市から支援金が出ます。そのあとは個別メンターとのプログラムがあり、全3つでひとつのプログラムなのですが、セミナーをやって終わり、ピッチをやって終わりという単発のプログラムではなくて、そのあとにつながるような形で通年の事業として実施しています。

具体的に印象に残っている企業はありますか?

内藤:
株式会社TOWINGというスタートアップ企業です。植物の炭などのバイオ炭に微生物を付加して、高効率で作物を育てることができる土壌を作る「高機能ソイル技術」を持った会社さんで、代表の西田さんが「GLOW TECH NAGOYA」の1年目のプログラムに参加してくださいました。次のピッチイベント「GLOW Pitch」の場にもご登壇いただき、ピッチイベントで最優秀賞を受賞後に、ベンチャーキャピタルから億単位の出資を得るなど、この地域で注目されているスタートアップ企業です。「J-Startup」(経済産業省が推進するスタートアップ企業の育成支援プログラム)の地域版である「J-Startup CENTRAL」にもTOWINGさんが選ばれました。2020年に起業されているので、名古屋市のスタートアップ支援室が立ち上がったのとほぼ同時期に創業した地元企業が大きく羽ばたくのを間近で見てきた、という感慨があります。名古屋市としてもさまざまな形でサポートができてよかったな、と思います。

名古屋市といえは「ものづくり」に注目が集まりますが、こういったスタートアップ企業も増えてきたということですね。

内藤:
そうですね、私自身、そのような実感というか手ごたえを感じています。ただ、高い志とビジョンを持ち、行動力もある彼らと日々接するので、私自身も勉強しないと何の役にも立てないな、と思ったりもします。彼らに信頼していただけるよう、前提知識となる学びを欠かさないようにしています。

そのためにどんな勉強をされているのでしょう?

内藤:
机上の勉強というよりは、スタートアップに関するニュースに目を通したり、知っておいた方がいい生の情報に触れるよう心がけています。

お互いを知ることで、その先の繋がりへのヒントに。

Q.それぞれの得意分野がわかったところで、連携の可能性も探ってみたいと思いますが。

三浦:
Hatch Meetsの100を超える産官学ネットワークはすごいですよね。さらにそれぞれが日本全国のさまざまな企業や団体と繋がっている、と想像すると…プライスレスな価値を感じます。

野々部:
スタートアップはものづくりも関係してきますよね。技術力がもともと高いこの地域の中小企業との協業の可能性も大いにあるんじゃないかと。スタートアップの人たちはやりたいもの、やりたい理想の製品イメージがあるんだけど、試作がうまくいかず、どこが悪いかもわからない。そんな相談を受けて工業研究所が橋渡しをして色々調べてもらったところ問題解決につながった、ということがありました。この地域が持っている高い技術力を、スタートアップにも活かして欲しいし、新しいものづくりにも活かして欲しいと思います。

工業研究所での新しい試みで、「Nagoya Musubu Tech Lab(なごやむすぶテックラボ)」という技術系のスタートアップ企業が交流する拠点がありまして、企業と企業を結んで新しい事業をやろうという取り組みがあります。中小企業の人たちから「スタートアップと協業したい」「BtoBだけでなくBtoCの仕事もやっていきたい」という相談もありますので、うまくマッチングすれば新たな可能性が拓けていきそうですよね。

内藤:
スタートアップ企業から「市役所内のこの部署と繋いで欲しい」という相談を受けることがあって、打診して断られることもままあるんですが、せっかく同じ経済局内でHatch Meetsのようなネットワークがあるんだから、「ご希望の部署にはお繋ぎできませんでしたが、民間のフィールドのこちらはどうですか」と話を持っていったらいいんじゃない?と。これまで提案ができてなかったことに気がつきました。

田村:
相談いただければ、叶うよう努力しますので声がけください!

未来のエンジニア教育も、大切なミッション。

Q. 野々部さんご担当の発明クラブなど、次世代教育についてはいかがでしょうか。

野々部:
発明クラブは対象が小・中学生なので、将来地域の産業を支えるエンジニアがここから育ってくれると嬉しいなと思います。

内藤:
スタートアップ支援室でも起業家の卵、次世代人材の育成として小中高生向けの起業家プログラムをやっていて、すでに起業した高校生がいると聞いています。スタートアップという文脈だと、どちらかというと経営者側の話が中心になるとは思うんですけど、スタートアップでは代表者であるCEO(最高経営責任者)に加えて、「CTO(最高技術責任者)が大事、でもなかなか良いCTOが採用できない」、という話をよく耳にします。だからエンジニア育成は今後ますます重要になりますよね。急成長するスタートアップ企業は技術的優位性を持っていることが多いので。その中で発明クラブのように、ものづくりとか技術の楽しさ、大事さを教えていく事業があると、この地域の10年後20年後の技術力を担う人材がでてくるのかな、と思いました。そして、そういった人材が多く育っていくことによって、地元企業の成長に繋がり、この地域のものづくりの未来をつくっていくのではないかと。今回のこの座談会での話を聞いて、「知識として知っているけど現場を見たことがない」ものがたくさんあることに気づきました。できる範囲にはなりますが、相互にプログラム情報を共有する、という視点は大切ですね。

野々部:
確かに。現場を見るとまた違う発見がありますよね。

三浦:
イノベーション推進部の先輩職員たちは、横断的にいろんなプログラムをチェックしているので、私も今後は意識していきたいと思いました。

内藤:
イノベーション推進部の横断的な企画で有志の勉強会を時々開催しているのですが、そういった試みをもっとマメに開催できれば、交流も増えていく気がします。

田村:
業務時間内でミートアップできるような仕組みを作るとか。

三浦:
今日みたいな場があると話しやすいですね。お互い顔見知りになれたし。

内藤:
話してみるとお互い秘めた‘アツい想い’を共有できますしね。

Q.この座談会の締めくくりとして、三浦さんよりひとことお願いします。

三浦:
名古屋市では、本市に進出される企業に向けて、「ICT企業等集積促進補助金」「スタートアップ集積促進補助金」「外資系企業等進出促進補助金」等の補助制度をご用意しています。また、この座談会で各事業の担当者が紹介したように、地元企業向けに多種多様なビジネス支援制度を設けていたり、ものづくりを担う人材の育成などに力を入れています。このような取組は、本市にご進出いただく企業の皆様にとっても、進出後のサポートとして、きっとお役に立てるものと思っています。名古屋へのビジネス進出をお考えの企業の皆様には、本市の支援体制や具体的な補助金制度などを知っていただき、ぜひ活用していただけたらと思います。
本市の支援・補助金情報等は「ひらけNAGOYAポテンシャル(名古屋ビジネス進出サポートサイト)」や
NAGOYA EVOLVES(名古屋スタートアップ推進ポータルサイト)」にまとまっていますので、ぜひチェックしてください。

Q.最後に、それぞれのご担当事業のPR情報をどうぞ!

野々部:
2023年3月25〜26日に、名古屋市国際展示場で「ロボカップジュニア・ジャパンオープン2023名古屋」が開催されます。日本各地の地区大会を勝ち上がった19歳以下の子どもたちが世界大会の出場をかけてサッカー・レスキュー・オンステージの3つの競技で競い合う自律移動ロボットの競技大会です。

内藤:
2023年度も引き続き「GLOW TECH NAGOYA」、「STASUPPO」を実施していきます。また2023年3月21、22日に東海地区最大規模のスタートアップの祭典「TOCKIN’ NAGOYA(トッキンナゴヤ)」を開催します。落合陽一さんがゲスト登壇予定ですのでお楽しみに!

田村:
名古屋市では積極的に社会実証の支援をしています。本市及び民間施設等を社会実証の場として活用するため、場の提供と課題の整理・解決をするネットワークコミュニティー「Hatch Meets」を2020年に産官学で立ち上げました。社会実証に興味がある方は是非、Hatch Meetsのご登録お待ちしています。

また、2023年3月20日に先進技術社会実証支援事業「Hatch Technology NAGOYA」・スタートアップ共創促進事業「NAGOYA Movement」の事業成果を報告する「NAGOYA Innovation Day(名古屋市主催)」をここイノベーターズガレージで開催します。ご興味のある方は下記URLから是非ご参加申込ください。

三浦:
「中小企業海外販路開拓・拡大サポート」、「外国企業とのオンラインビジネスマッチング」「外国企業へ当地域への進出に向けた伴走支援」、補助金としては「外資系企業等進出促進補助金」「ICT企業等集積促進補助金」「スタートアップ集積促進補助金」等を予定していますので、詳しくはHPでご確認ください。